音楽家とLaTeX（1）

音楽家にとって『美しい表現』という事が演奏の際の一番の目標です。
『美しい表現』を文章を書く時、実現してくれるのが、LaTeX環境です。
この共通の事柄が、LaTeXを使う事になったきっかけです。

文章を美しい組版で作ってくれるLaTeXを動かす様々なアプリが有ります。
LaTeXを動かす為、TeXLive等を使用して様々なツールを既にインストール
しています。TeXが動く、MacOSX10.6.6を使った、現在の私の環境で
候補に挙げられるMacOSX用ソフトを数えたら14種類になりました。

【使った、LaTeX用アプリは9種類。
（LaTeXを書く為、最低1ヶ月間試用したモノです）
その内、先頭に●を付けたモノが常用しているソフトです。
☆がついているモノは現在進行形のお薦めアプリです】
［唯一Aquamacs2.4のみが、入力の際の使い勝手が悪いので × がついています］

●☆　Ulysses2.1、
●☆　TeXShop2.4.7、
●☆ LyX2.0.5 ,
●　TeXworks0.4.4,
●　TeXmaker3.5.2,
●☆　Emacs24.2 + YaTeX ,
●　MacVIM7.3 + VimTeX ,
☆　mi 2.1.12+ TeX Tools for mi ,
×　Aquamacs2.4 ,

【ここから下のアプリは未だ　LaTeXに使った事が有りません】
Cot Editor1.1 , TeXmate2.0 , TeXWrangler4.0.1 , Fraise3.7.3,
TeXnicle（OSX10.6.8から使用可らしい）

今、音楽家に最も奨めているのがLyX2.0です。
LyXからXHTMLやHTML（こちらはeLyXerというツールを併用する必要があります）がエキスポートでき、ホームページへ貼り付ける事も出来ます。
Emacs24.2 + YaTeX で作成したファイルをLaTeX4HTMLというアプリでコンパイル出来ます。
コンパイルしたモノをアップロードしています。
唯、TeX4HTMLの導入の際には少しコツを要します。
Ulysses2.1は、文章を書く為に常用している大好きなアプリですが、
LaTeX形式まではエキスポートしてくれますが、PDF等のコンパイルには、
上に挙げたTeXShopなどの別アプリが必要です。
☆mi + TeX Tools for mi はお薦めのアプリです。
またEmacsやVIMの設定ファイルを、追記したり、書き換える際に重宝しています。