源氏物語 原本54帖の素読を始めた

本居宣長の[古事記傳]の和綴じ本44冊を読破したが、彼の研究を進めるには、
源氏物語」も読んでいないと本当の研究には成らない。

と考えたので、「伝 三条西実枝筆」「東久邇宮家 蔵」の写本を読み始めた。

「帚木」の帖で、文体に違和感を感じたので調べたら、一説に「系統が異なる」

ものの書き方が在る。らしいので、其の説に基いて読み進めている。

「桐壺」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」まで
素読した。

「帚木」に継ぐ「空蝉」「夕顔」以下は「須磨」→ 「明石」→と進んで一段落したら、
素読を再開する予定である。