24日より本居宣長の『古事記傳』の原書を読んでいる。

24日より本居宣長の『古事記傳』の原書を読んでいる。
筆書き風の和綴じ本から字を判別する事に大分慣れてきた。
何処から何処までが一つの文章なのか『 . 』が添えられているので判りやすいのだが、一つ一つの文字が、分離することなく『続けて』書かれており、その『行書』の風合いの文字を判断するのに時間が掛かってしまう。縦書きの際の『長い棒状』の文字が『し』なのか『ら』なのか『ゝ』なのか当初は判断が付かない場合も有ったが、目下苦労しているのは『へ』『ま』『を』『る』に相当する文字を、間違って判断する事が未だ多いと言う事。『へ』は『遍』『閉』『倍』
『すべて』の元の文字が『須遍天』と書かれている具合なので、慣れれば、そんなにも負担に成るとは思っていないのだが、未だ未だ未熟者故、何度も同じ『文字』を孫引きしなければいけません。