和綴じ本『古事記傳』が面白い
『古事記傳』の和綴じ本を読んでいる。
十一之巻まで読破した。
『声に出して古事記の原文を読んでいる』
本居宣長が実行したであろう事は何でも試してみている。
古事記の読みを本居宣長が振ってくれているように声を出して読み進めていると、文体だけではなく古事記の今、正に稗田阿礼が読み、太安万侶が書き移している『その現場』に居合わせているような心持ちにも成ってくる。
古事記伝が本居宣長にとってどの様な存在としたかったかは今の私には判らない。が44巻読了したときに、彼が何を我々に伝えたかったかのヒントでも、少し垣間見る事が出来ると良いと思っている。
未だ未だ道のりは遠い(?)
現在の読破スピードは4分/頁に迄上げる事が出来ています。
皆さんも『古事記』を声を出して読んでみませんか?